他人と差がつく建築設計ソフト:Grasshopper

 
グラスホッパーを知ったのは、デンマークの建築設計事務所:BIGの建築家と会ったとき。


設計ソフトにはGrasshopperをもっぱら使っているんだそう。 その時は?でしたが、最近はだんだんGrasshopperの良さがわかってきました。


そこで今日は、Grasshopperを紹介します。


Grasshopperソフトとガイドブックはこちらで無料ダウンロードできますが、Rhinocerosはヤフオクで購入する必要があります。




まずは、Grasshopperの作品例をいくつか:





Aviva Stadium (Populous設計)

Hangzhou Stadium(NBBJ + CCDI設計

Shanghai Tower (Gensler設計)


Grasshopperとは?

まず知ってほしいのはGrasshopperは、Rhinocerosの補助ソフトです。


右側のRhinocerosで生成した形を見ながら、左側のGrasshopperを操作していきます。


Grasshopperの操作画面

今までこういうくねくねした建築は、建築家の感性のみで設計されていましたが、Grasshopperなら方程式で設計できるように:


ax+by+cz=最終設計




数学が苦手だった方は、すぐに拒否反応を起こしそうですが、Grasshopperは、電池と線で、この方程式を直観的に使えできます。

Grasshopperはこの電池で設計します


Grasshopperで設計するメリット

じゃあ、そもそもなんでGrasshopperで設計するのか?


中国のHangzhou Stadium(NBBJ + CCDI設計)を例に見てみましょう。



上半分がGrasshopperモデル、下半分はトラスの数を変えたスタディ模型です。


普通だったら模型を別々に6個も作らなければいけないですが、Grasshopperなら、一つのモデルのみで設計できます。




先ほどの、ax+by+cz=最終設計の式で、「x=トラスの数」と設定し、aを24、21、36と変えているわけです。



そう、これがGrasshopperの最大の価値:

一つの理論に基づいて建築をスタディできる



Rhinoscriptでもできますが、Grasshopperはこの作業をさらに単純にします。



いかがでしがか?Grasshopperが大体分かったのでは?


一見難しそうですが、アメリカの大学の建築学科で教えられている内容ですので、パソコンオタクでなくても、マスターできるはずです。



どんなに頭の中で素敵な建築が思いついても、モデリングできなければ意味はありません



ソフトはあくまで設計の補助にすぎませんが、マスターすれば確実に設計を広げてくれます。