意外と知られていませんが、 スケッチアップのみで建築設計が一通りできます 。図面から、3Dモデリング、パース、プレゼンボードまで全部です。 今日は、スケッチアップで建築プレゼンを行うプロセスを紹介します。「スケッチアップってこんなこともできるんだ!」と思っていただければ幸...

最も速く建築設計ができるソフトはスケッチアップ!手順も公開

 
意外と知られていませんが、スケッチアップのみで建築設計が一通りできます。図面から、3Dモデリング、パース、プレゼンボードまで全部です。

今日は、スケッチアップで建築プレゼンを行うプロセスを紹介します。「スケッチアップってこんなこともできるんだ!」と思っていただければ幸いです。

スケッチアップで設計する手順




ステップ1: 敷地、地形の作成 
ステップ2: ダイアグラムの作成
ステップ3: デジタル模型の作成 
ステップ4: 図面の作成
ステップ5:パースの作成
ステップ6:プレゼンボードの作成 

この順番で紹介していきますね。建築プレゼンに必要な内容を一通りカバーしていると思います。


ステップ1.敷地、地形の作成

Google Mapを立体化する


Googleマップとスケッチアップは共にGoogle社の製品なので、互換性がこの上なくいい!スケッチアップ内にGoogleマップを読み込めば、標高の情報も自動で入って来ます。ここから立体的な地形図を作るのは一瞬!方法はこの動画を参考にしてください。


等高線の作成


Google Mapから等高線も作れます。実体模型を作る時は、これをプリントアウトして、スチボを貼ったり、建築の配置図に重ねることもできます。作り方はこの記事を参考に。


ステップ2: ダイアグラムの作成

https://www.elance.com/s/nanogram/
ダイアグラムを描くのに最もよく使われるのが、スケッチアップ模型にイラレで分析線や人を加える方法。敷地分析や、建物の生成過程を示すのに便利です。前回紹介したJDS Architectsの建築ダイアグラムもスケッチアップでできます。


ステップ3: デジタル模型の作成


スケッチアップは進化して、かなり複雑な形も作れるようになりました。曲線の建築や、起伏のある敷地のモデリングもできます。Youtubeで「Sketchup modeling」と検索すると山ほど見つかります。

まず初めに、こちらの動画を見てみましょう。今までのスケッチアップに関するイメージが変わるはずです。


ステップ4.図面の作成

視点を切り替えるだけで図面はできる

http://krannitzgehl.com

スケッチアップではデジタル模型を作っているので、「ビュー」を切り替えるだけで、建築立面、屋根伏せ、アイソメができます。しかもPDF、 jpg、dwgなどへの出力も可能。

方法は
1.「カメラ」→「平行投影」
2.「カメラ」→「標準ビュー」で、平面図・立面図・軸測図を表示させる


プラグインでさらにパワーアップ


ここがスケッチアップの醍醐味!

スケッチアップは世界のプロダクトデザイナー、ランドスケープデザイナーなど、あらゆる職業で活用されているので、プラグインがかなり充実しています。しかも多くが無料!

スケッチアップの達人は、数種類好きなプラグインをインストールしているのが普通です。 例えば、上は断面線をきれいにしてくれるプラグイン。

コラボレーションっていいですね(しんみり)


ステップ5.パースの作成

http://www.pottarchitects.com/
レンダリング・ソフトを一切使わなくても、スケッチアップ内で透明度やテクスチャを調節するだけで、パースができます。

こんなのも↓
スケッチアップ公式
しかも、「Sketchup Style download」で検索すると、手書き風スタイル、シンプルなグレースタイルなど、他人が作った「スケッチアップ・スタイル」をダウンロードできますので、自分でいじる必要もありません。


ステップ6.プレゼンボードの作成

スケッチアップ公式サイトより
スケッチアップ・プロ限定の機能。プレゼンボードをレイアウトできます。しかも、スケッチアップ模型を修正すれば、プレボも自動で更新!これで提出直前に眠い目をこすりながらレイアウトする時間がなくなりますね。



いかがでしたか?

伝統的な設計のワークフローを代替できるわけではありませんが、

「一週間でアイディアを出さなければいけない」とか、「上司にちょっと見せるだけ」って時に便利です。

私は学生時代、建築設計の授業以外に、ライティングや音響の授業もありましたので、そういう「アイディアを示す課題」では、よくスケッチアップでプレゼンしました。


スケッチアップは勉強すればするほど奥が深いソフトなので、一度キチンと習得してみましょう。仕事してからもかなり使います。


 
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