建築コンペってどこで見つかるの?入賞すれば就職に有利?大学の課題をしっかりやるだけじゃダメなの?
という疑問を持たれる建築学生も多いでしょう。
課題もあるのに、建築学生がコンペに参加するのって、勇気と覚悟が必要ですよね。
今日は、皆さんができるだけ回り道をしないように、私のコンペ経験を元に、これらの疑問に答えたいと思います。
コンペに入賞するメリット
コンペは普通、敷地、建築面積などの制限が少ないので、より気になる建築デザインを探求できます。
また、世界一流の設計事務所に就職したいなら、コンペ受賞は評価されます。
しかし、日本の組織系設計事務所は、コンペは参考程度で、課題や卒業設計をより重視します。「コンペ受賞は運が良かったから」と思う人が多いからでしょう。
日本国内の有名コンペ
- せんだいデザインリーグ 卒業設計日本一決定戦
- 全国学生卒業設計コンクール
- レモン展
- セントラル硝子国際建築設計競技
- 日新工業建築設計競技
国際コンペが見つかるサイト
建築は世界共通なので、海外コンペに参加するのもありです。- https://bustler.net/
- https://competitions.archi/
- https://www.a-eri.co.jp/compe2019.html
- https://www.archoutloud.com/-competitions.html
- http://competition.volzero.com/
- https://beebreeders.com/
- https://www.youngarchitectscompetitions.com/
- http://www.nonarchitecture.eu/competitions/
- http://competitiononline.com/de
- http://competitionline.com/de
- http://competitions.uni.xyz/
- https://rethinkingcompetitions.com/
コンペに入賞するコツ
時事を知っておく
時事を知っておくことはとても重要です。
コンペのテーマは通常、現在の社会情勢で特に重要なテーマから出題者が決めます。
テーマを読んで、できるだけ早く「評価委員が求めるもの」を見つけられれば、焦りを無くせますし、隙間時間にコンセプトを考えることもできます。
短期間集中してやる
コンペは一気にアウトプットする体力と脳力が必要で、ほとんどの人はコンセプトが浮かんでから、10日ほどで一気に仕上げます。
コンセプトが思いついたら、いくつか建築案を出し、「どれが一番面白くてやり続けられそうか」を選んで、プレゼンは猛ダッシュする、、、というイメージです。
できれば、優秀な友達と話し合って修正します。
アイデア集を作っておく
コンペによく入賞する人は、面白いコンセプトを日頃から書き留めて、「コンセプト集」を作っています。そして、募集要項を読んで、出題意図を十分に理解したら、コンセプト集からコンペのテーマに合うものを選んで、修正を加えるのです。
この方が、自分が面白いと思う内容なので、やる気が持続しやすいです。