学生時代に知っていればもっと楽だった!建築模型制作の裏ワザ道具を5つご紹介します。 DIY界では定番ですが、模型制作の現場では意外と知られていないアイテムばかり。 これらを使えば、手の疲れや失敗のストレスを大幅に減らせます。   逆作用ピンセット 通常のピンセットは力を...

建築模型づくりを加速させる道具

 
学生時代に知っていればもっと楽だった!建築模型制作の裏ワザ道具を5つご紹介します。

DIY界では定番ですが、模型制作の現場では意外と知られていないアイテムばかり。
これらを使えば、手の疲れや失敗のストレスを大幅に減らせます。

 

逆作用ピンセット


通常のピンセットは力を入れるほど挟みますが、
逆作用ピンセットはその名の通り「力を入れると開き、力を抜くと閉じる」仕組み。

細かい部品をつかんだまま手をリラックスできるので、
長時間の作業でも疲れにくくなります。

特に先端が少し曲がった「ツル首タイプ」なら、狭い箇所や横向きに置かれた素材もラクに扱えます。

利き手を休めたいときや、両手で別の作業をするときにも重宝します。

逆作用ピンセット




ペーパーカッター


刃を上から振り下ろすだけで紙や薄いスチレンボード(2mm厚程度)が「豆腐を切る」ようにサクサク切れる機械です。

定規で測って鉛筆で印を付け…といった下準備が不要。メモリ付きストッパーで同じサイズを連続して切れるうえ、定規やスコヤがなくても直角に仕上がります。

ストレス発散にもなるのが楽しいポイントです。

ペーパーカッター




ヒートガン

こんな模型が作れます:

スチレンボードやプラスチックなどを曲げたい箇所に温風を当てることで、放冷後もその形状を保持します。
家庭用の強力ドライヤーを想像すればイメージしやすいでしょう。
曲面建築模型や有機的なフォルムを表現するときに一台あると非常に便利で、しかも1,000~2,000円程度で手に入ります。

ヒートガン




マットカッター45°

模型の壁やフレームを組む際、スチレンボード同士を45°で合わせるのは地味に手間がかかり、失敗も起こりやすいもの。マットカッターなら、一発で正確な45°カットが可能です。

刃を差し込んでガイドに沿ってスライドさせるだけなので、慣れれば数秒で処理完了。美しい隙間のない接合面を実現できます。

マットカッター45°




本立て

組み立てたパーツを直角に貼り合わせたいとき、乾くまで指で押さえ続けるのはとても大変です。そこで本立てを使えば、パーツ同士をしっかりホールドしつつ、水平・垂直をキープできます。
なるべくシンプルで重みのあるものを選べば、安定感は抜群。
乾燥待ちの間に他の作業に移れるため、時間も有効活用できます。



 
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