「好きな建築家がいない」という方のために、ユニークな建築家を紹介するシリーズ。 今日は、スペイン人建築家、 Santiago Calatrava について。 橋、駅、空港で有名なので、建築家というよりエンジニアに近い存在かもしれません。 まずは作品から まずは...

【好きな建築家】ダイナミックで優雅なSantiago Calatrava

 
「好きな建築家がいない」という方のために、ユニークな建築家を紹介するシリーズ。

今日は、スペイン人建築家、Santiago Calatravaについて。

橋、駅、空港で有名なので、建築家というよりエンジニアに近い存在かもしれません。


まずは作品から

まずは彼の作品を見てみましょう。ダイナミックで優雅なラインが見どころです。


1983年に設計したベランダ。大学時代の作品かと思ったら30代の作品です。ベランダ一つにここまでこだわるとは、すご過ぎです。



Orient Station(ポルトガル)



Alamillo Bridge(スペイン):彼を一躍世界的に有名にした橋。


Lincong Bridge


Mediopadana駅(イタリア)





Peace Bridge





World Trade Center Oculus駅(ニューヨーク)。

ハトをイメージした駅。建設費が高いため、専門家には不評ですが、、建築が成功しているかは、使う人が判断するものだと思います。これだけ写真を撮る人がいれば、失敗ではないことでしょう。


ユニークな経歴

独学で大成した建築家もいますが、Santiago Calatravaは博士号も取得した高学歴建築家。

彼の経歴を簡単に紹介すると、

最初は芸術家志望でしたが、コルビジェに影響されて、大学と大学院で建築と都市計画を専攻。その後、もっと純粋な形を作りたいと、構造の博士号を取り、エンジニアに方向転換しています。が、結局のちに建築も手掛けることになります。

色々な建築人生があるものです。


彼の作品集:


ちなみに、彼の故郷であるスペインバレンシアは、彼の作品に出会えるだけでなく、海外旅行先としてもおすすめなので、スペイン旅行の際はぜひ。

 
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