旅行は設計の刺激になるので、建築&都市計画に携わるものにとって、大事なイベントです。 そこで今日は、建築や都市計画専攻の方が面白い海外旅行先を集めました。 ニューヨークやパリのようなメジャーなところは避けて、できるだけマイナーなところを集めました。 では早速。 ...

建築家がおすすめする!建築&都市計画の勉強に役立つ海外旅行先

 

旅行は設計の刺激になるので、建築&都市計画に携わるものにとって、大事なイベントです。

そこで今日は、建築や都市計画専攻の方が面白い海外旅行先を集めました。

ニューヨークやパリのようなメジャーなところは避けて、できるだけマイナーなところを集めました。

では早速。

中国・重慶

社会人になってから長期休暇がとれないですよね。そこでおすすめなのが、直行便で6時間ほどの「中国・重慶」。山岳に建つ、独特な立体都市です。

重慶の立体的な構造↓


エレベーターで10階に行って自動車道に出たり、5、6階に駐車場があって、その下が住宅になっていたりと、とても面白いです。

建築で一番有名なのが、「洪崖洞」。レストラン、ショッピング、劇場、ホテルが入った複合施設です。「巴渝」という高床式の建築様式の建築で、「千と千尋の神隠し」の油屋そっくりなんです!

洪崖洞↓



ちなみに、重慶は激辛鍋が名物ですが、私はそれで気分が悪くなりましたので、気を付けて下さい。

また、重慶からバスで二時間で、世界遺産にもなった「武隆カルスト」の到着です。「トランスフォーマー4」の撮影場所です。

武隆カルスト↓


重慶へは、日本から直行便で6〜7時間。北京や上海でちょっと遊んでから乗り継いで行くこともできます。

おすすめの旅行時期は春と秋。重慶は「中国三大かまど」の1つなので、夏は灼熱。避けるのがいいでしょう。

ホテルは、洪崖洞近くの4つ星〜5つ星の国際チェーンホテルが安全なので、おすすめです。


中国・北京

言わずと知れた古都。大気汚染ばかり注目されていますが、文化、建築共に最高の都市です。

天安門や故宮のような歴史的建造物はもちろん必須ですが、私が注目してほしいのは、中国の現代デザイン

近年中国では、モダンな中国要素を織り込んだ場所が、一気に増えました。中でも、北京や上海はその最先端を行きます。

例えば、「三里屯」。周りに各国の大使館が集中しているため、中国と西洋がミックスした独特な場所です。おしゃれなデザインショップが集中しているので、夜に散策するのがお勧めです。


三里屯↓



もう一つの見どころが、四合院!中庭がついた北京の伝統的な民居で、現存するものはほとんどが清〜1930年代に建てられています。最近は再利用が流行っており、レストランやカフェとして楽しめます。

四合院に開設された高級レストラン「The Georg」↓



もう一つの名物が、北京ダック。有名なお店は:全聚德、四季民福、大董、便宜坊の4つ。

全聚德が一番の老舗ですが、私おすすめは「四季民福」。故宮近くにあるので、窓際の席なら故宮を見ながら食事できます。しかも、半羽3000円ほど案外お手頃です!


北京は日本からは、直行便で4時間と近いので、三連休を利用して行くこともできます。

おすすめの旅行時期は春、夏、秋。青森と同じ緯度に位置しているので、冬はけっこう冷え込みます。

宿泊には、ぜひ四合院を改築した民宿を体験してくみてください。Airbnbで見つかります。例えばこんなの。

Airbnbは大手ホテルと違った面白い民宿が見つかるるので、私も旅行の時はけっこう利用しています。

Airbnbのクーポンを用意しましたので、よかったらどうぞ。初回の宿泊が数千円分割引になります。

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モロッコ・マラケシュ/カサブランカ

アフリカとヨーロッパの文化が交じわるモロッコ。おすすめの都市はマラケシュとカサブランカ。

市場に並ぶ雑貨から、レストランのテーブルの模様まで、このカラフルで異国情緒あふれる雰囲気は他では味わえません。

例えば、マラケシュにある、「Jardin Majorelle庭園」。イブサンローランという有名なファッションデザイナーの個人庭園です。





大都市周辺には、個性的な村もたくさんあります。例えば、こちらは「シャウセン」。村が全て濃淡が違うブルーで塗られています。





モロッコ最大の都市:カサブランカには、10万人が収容できる巨大モスク:「ハッサン2世モスク」があります。実は1993年から建てられた現代建築で、屋根が開閉したり、床暖房が備えていたりと、モスクなのにかなりハイテクなんです。

伝統的なデザインと近代的な設備の融合を楽しんでください。


モロッコへは飛行機で片道16時間以上かかるので、気軽には行けないので、学生さんや長期休暇がとれる方はぜひ。

おすすめの旅行時期は、気温が快適な春と秋。夏は酷暑で、40℃を超えることもあるそうです。

マラケシュでのおすすめの宿泊先は旧市街のリヤド。モロッコの民家を改築しているので、「THE モロッコ建築」を体験できます。


こちらもAirbnbで見つかります。

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スペイン・バルセロナ

アントニオ・ガウディが建築を勉強した場であり、世界で最も多く彼の作品が見られる都市。「アントニ・ガウディの作品群」として、世界遺産に登録されています。

行く前にガウディについて勉強していきましょう。面白い逸話がけっこうあります。

一番有名なのが、「サグラダ・ファミリア教会」。製図ソフトが無かった時代に、全て手描きで設計しています。今では考えられない建築への愛がないとできません。


サグラダファミリア教会↓



また、「グエル公園」はもともと住宅として設計されましたが、当時は新鋭すぎたためか、購入者がガウディ本人と依頼したクライアントのみ(笑)。結局市に寄贈され公園になったそうです。


グエル公園からバルセロナを一望↓


FCバルセロナの本拠地でもあるので、建築以外でもいい刺激が受けられるでしょう。試合は見れなくても、スタジアムツアーはほぼ毎日開催されています。

スペインまでの所要時間は約18時間。年中温暖で過ごしやすいので、一年中旅行に向いています。

アメリカ・シカゴ

シカゴは、ニューヨークやサンフランシスコと比べたら無名ですが、実は近代的な高層ビルの発展には、もっと重要な役割を果たしています。

なぜなら、シカゴは1871年に大火事に見舞われ、多くの建物が灰となりました。その再生の過程で、「シカゴ派」と呼ばれるデザインが出現したのですが、

それを代表する建築家が、あのフランク・ロイド・ライト。

シカゴ郊外のOAK PARKには、なんとライトの自邸を含め、彼の作品が25棟もあります!まさにライト作品の宝庫!内部見学もできますので、予約を忘れずに!

ライトの自邸兼仕事場↓



また、その後、第二次世界大戦の時は、ナチスの迫害から逃れるため、ヨーロッパから多くの知識人がシカゴに移り住みました。その一人があの「ミース・ファン・デル・ローエ」。シカゴのは彼の作品をたくさん残っています。


シカゴへは、成田から直行便で12時間ほど。西海岸(ロサンゼルスやサンフランシスコ)でちょっと遊んでから行くのがおすすめです。

こちらの記事で詳しく書きましたので、参考にしてください。
4日間でアメリカ・シカゴの建築を堪能する旅行計画

 
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