その時、ちょっとしたコツを知らないせいで、時間をかけた図面やレンダリングがぼやけたり、ダサく見えたりしたら、勿体ないですよね。
そこで今日は、パワポで建築プレゼンをするコツを紹介!
用紙サイズは16:9で
パワポのスライドはデフォルトで4:3に設定されていますが、16:9に調節しましょう。
いわゆる「ハイビジョン規格」と呼ばれるサイズで、「人間の目が好む比率」です。古代ギリシャ人もこの比例で建築を設計したとか。
16:9なら、画像の横に文字を並べても窮屈に見えません。
最も芸術的なサイトが、NIPPON COLORS。日本の伝統色のRGB、CMYKのカラーコードが分かります。
もう一つは、ColorHexa.com。使いたい色を一色入力すれば、それに合う色を提案してくれます。
例えば、上の画像では、1種類しかフォントを使っていませんが、分かりやすいでしょ?
1枚のスライドに情報を載せすぎないように注意しましょう。
配色ツールを使う
色を使う場合、配色ツールを使うと便利です。
簡単にいうと「一緒に並べて合う色の組み合わせ」を教えてくれるツールで、
最も芸術的なサイトが、NIPPON COLORS。日本の伝統色のRGB、CMYKのカラーコードが分かります。
もう一つは、ColorHexa.com。使いたい色を一色入力すれば、それに合う色を提案してくれます。
フォントの種類は二種類まで!メリハリを付けたい時は色と太さを変える
この専門のよくない癖が、「フォントもデザインしすぎてしまうこと」です。
しかしこれでは、読む人が非常に混乱してしまいます。
そのため、フォントの種類は2種類までとし、メリハリを付けたい場合は、文字の大きさや色を変えましょう。
例えば、上の画像では、1種類しかフォントを使っていませんが、分かりやすいでしょ?
あと、英語を加えるとなぜかかっこ良くなります(笑)
レイアウトは基本二分割まで
1枚のスライドに情報を載せすぎないように注意しましょう。
私の経験上、レイアウトは「画面いっぱい」か「左右二分割」の二種類で十分です。
スマートアートで写真をレイアウト
一枚のスライドを数枚の画像で埋め尽くしたい時、パワポが予め用意してくれたレイアウトを使うのが手っ取り早いです。
パワポで「挿入→SMARTART→図」をクリックして好きなレイアウトを選ぶだけでできます。
図面、写真すべてJPEGでパワポに挿入!
DWG形式の平面図、AI形式のダイアグラム、JPEG形式のレンダリング、、、どうやってパワポに挿入すべきでしょう?いろいろ検討した結果:
すべてJPEGで保存して挿入するのが一番
という結論に達しました。
JPEGならパワポ内で並びかえやすいし、なにより苦労していろいろな形式のファイルを変換する必要がありません。
という結論に達しました。
JPEGならパワポ内で並びかえやすいし、なにより苦労していろいろな形式のファイルを変換する必要がありません。
ただ、JPEGは必ず高解像度(300dpi)で保存しましょう。
ソフトの性能が進んだ結果、フォトショップで作ったレンダリングを、数枚パワポに挿入しただけで、パソコンはフリーズの嵐です。
投影用するときはPDFで
21世紀、建築家の新たな敵は「ファイルサイズ」です(笑)ソフトの性能が進んだ結果、フォトショップで作ったレンダリングを、数枚パワポに挿入しただけで、パソコンはフリーズの嵐です。
なので、パワポを投影したい場合やメールで送りたい場合は、最後にPDFに保存しなおします。PDFはパワポより軽いですし、パソコンを変えても崩れる心配がありません。
唯一の欠点は、動画が作れないことですが。
パワーポイント超圧縮 というソフトがおすすめ。私の経験上最大98%まで圧縮できました。100MBが2MBになる計算です。
ただ、この方法はパソコン画面で見るときのみ鮮明です。印刷する時は、元の大きいサイズのファイルを使います。
PDFを更に圧縮することも
PDFをさらに圧縮して、ファイルサイズを小さくすることも。パワーポイント超圧縮 というソフトがおすすめ。私の経験上最大98%まで圧縮できました。100MBが2MBになる計算です。
ただ、この方法はパソコン画面で見るときのみ鮮明です。印刷する時は、元の大きいサイズのファイルを使います。
参考になりました?デザイン業界でおしゃれなパワポが作れないと、人間失格みたいに言われますので(笑)、頑張りましょう。