建築や都市計画のプレゼンボードって、90%の図面と、10%の文字から構成されていますよね。この比率、何かに似ていると思いません?
そうです。漫画です。
また、「プレゼンはストーリーで語れ」とよく言われますが、この辺も漫画っぽいですね。
また、「プレゼンはストーリーで語れ」とよく言われますが、この辺も漫画っぽいですね。
漫画は建築や都市計画のプレゼンにとても適した媒体なのです。
実際、多くのプロの建築家や都市計画家も、漫画でプレゼンをしています。
早速見て見ましょう。
早速見て見ましょう。
1.
敷地分析や設計過程を漫画風に表しています。
手書き文字と派手な矢印が印象的ですね。
2.
ETH(チューリッヒ工科大学)によるスイスBasel市の都市研究です。
フルカラーの漫画で、Basel市の建築と歴史を記録しています。また、今の都市の問題点と改善案も紹介しています。
3.
降水量の増加でオランダが困っていることは有名ですよね。
現状を改善するために、De Urbanistenは「water square」なるものをロッテルダムに建設しました。
遊び場、貯水池、野外劇場が一体になった広場です。
de urbanisten and the wondrous water squareは、漫画でこの「water square」について詳しく紹介しています。Maxという男の子が実際に「water square」を探検する様子も紹介しています。
いかがですか?
普通のプレゼンボードって、「どこから見始めたらいいか分からない」ものが多いですよね。
しかし、漫画なら、一般人でも読みやすいですし、作る側も楽しめそうではないでしょうか。
しかし、漫画なら、一般人でも読みやすいですし、作る側も楽しめそうではないでしょうか。
「こんなのけしからん」と怒る先生もいそうですが、チューリッヒ工科大学のような有名スクールも使っている手法なので、文句は言ってほしくないですね(笑)。