建築の敷地図をOpen Street Mapでほぼ瞬時に描く方法

建築設計をする時、敷地図がほしい場合どうしていますか？1つ1つの建物や道路をなぞっていたら、人生の無駄です。OpenStreetMapを使いましょう。

OpenStreetMapとは？

OpenStreetMapとは、無料で利用でき、みなで編集できる地図のこと。道路のみ、建物のみ、川のみなど、必要なデータだけを取り出すこともできます。

例えば、建物だけを取り出すとこうなる↓

使い方1:　PDFで開く方法

1. OpenStreetMapで必要範囲を表示させる
2. 「シェア」をクリックし、出てきた画面でPDFを選択。
3. 縮尺も指定する
4. イラレまたは2017年度版以降のAutoCADで開く
5. イラレで開いた後の操作は、こちらの動画を参考に

使い方2:CADで開く

1. OpenStreetMapから必要な範囲を.OSM形式でエクスポート
2. OSMファイルをCADで開ける形式に変換（※）
3. ベクターワークスまたはAutocadで開く

※AutoCADユーザーは、有料の「Spatial Manager™ for AutoCAD」で開くと便利。こちらの動画を参考にしてください。

ベクターワークスは、無料のMy geodataでOSMをDXF形式に変換して開くと思います。

Grasshopperユーザーは、OSMファイルを変換しなても、このように組めば開くそうです