しかし、今は逆に情報が多すぎて、玉石混交の状態です。
ネット上では、どこから読み始めればいいか分からない派手なプレボで溢れかえり、混乱する方もいるでしょう。
なので、数回に分けて、見やすい建築プレボのレイアウトを紹介します。
なので、数回に分けて、見やすい建築プレボのレイアウトを紹介します。
一回目の今日は、「ブレンドレイアウト」。目をひくレイアウトなので、プレゼンの一枚目に最適です。
ブレンドレイアウトとは
ブレンドとは「溶け合う」という意味ですが、一つ一つの図面をきっちり分けるのではなく、融合させたスタイルです。
まずは、こちらの動画を見て、作り方をマスターしてください。このプレボの作り方をステップ・バイ・ステップで紹介しています↓
作り方を紹介すると、
まずは、こちらの動画を見て、作り方をマスターしてください。このプレボの作り方をステップ・バイ・ステップで紹介しています↓
作り方を紹介すると、
ステップ1:プレボの最下部に目をひくレンダリングを一枚置く
ステップ2:そのレンダリングの背景色をプレボの最上部までグラデーションさせる
ステップ3:グラデーションの上にはシンプルな線で構成された図面、文字、ダイアグラムを載せる。
グラデーションの濃淡によって、情報のセクション分けをするとより効果的です。
上のプレボだと、立面の周りの空を白っぽくしています。このお陰で立面がより目立つのです。
上のプレボだと、立面の周りの空を白っぽくしています。このお陰で立面がより目立つのです。
ブレンドレイアウトの事例
1.
海外のコンペの入賞作品。レンダリングに近い空は白っぽいので、上半分と自然と区別が付きます。
海外のコンペの入賞作品。レンダリングに近い空は白っぽいので、上半分と自然と区別が付きます。
2.
こちらも基本同じものですが、上半分にコンセプト、タイトル、ダイアグラムと、プレゼンの一枚目に必要な情報が全て揃っています。
こちらも基本同じものですが、上半分にコンセプト、タイトル、ダイアグラムと、プレゼンの一枚目に必要な情報が全て揃っています。
3.
地下に埋まっている建築のプレゼン。土の部分を真っ黒ではなく、ところどころ白抜きにしているのも参考になります。
地下に埋まっている建築のプレゼン。土の部分を真っ黒ではなく、ところどころ白抜きにしているのも参考になります。
4.
アレンジを加えた例。左に細長い余白を残して、コンセプトを書いています。まずレンダリングで目を引いて、その後コンセプトを読むという流れが自然にできるのではないでしょうか。