建築プレゼンでは、平立断面図のようなテクニカルドローイング以外に、プレゼン用の図面があります。
空間の魅力を伝えるのに使うもので、テクニカルドローイングの他に、一枚は入れたいですね。
今日は、その一つである断面パースの作成方法を紹介します!難易度と使用ソフトもまとめています。
断面パースとは
断面パースとは、
断面図に奥行きを持たせた表現方法で、最も空間や構造のダイナミックさを伝えられるプレゼン手法です。
2Dの図面から「空間」を感じるのは難しいですが、パースなら、自分が建物に入り込んだかのような錯覚に陥ります。
アトリウムや複雑な構造体を持つ建築のプレゼンに特におすすめ、逆に内部空間が普通の建築でわざわざ使う必要はないと思います。
方法1.
使用ソフト:SU、PS
所要時間:1〜2時間
難易度:初級
作り方:
Youtube動画
最も簡単な断面パースの作り方。
この方法では、フォトショップの「ドロップシャドウ機能」を使っています。簡単に見栄えがするので、マスターしたい機能ですね。
方法2
使用ソフト:SU、V-Ray、PS
所要時間:2時間
難易度:中級
作り方:
Youtube動画スケッチアップとレンダリングソフトで断面パースを作った後、フォトショップで色を調節しています。派手レンダリングは好まれないので、こうやってフォトショップで彩度を落とすのがおすすめ。
方法3.
使用ソフト:Revit
所要時間:10分間
難易度:初級
レビットのみで簡単に断面パースを作っています。Revitはレンダリング機能が優れているので、かなりリアルなプレゼンができます。