人の顔を描く時を考えてみてください。全体のバランス以外に、目、口、鼻など一つ一つのパーツをうまく描けなければいけませんよね。
それと同じで、建築も全体の構成以外に、入り口、開口部、壁など、それぞれをうまく設計するのも重要です。
そこで、今日は、入り口の設計手法をいくつか見ていきましょう。もちろんこれだけではありませんが、基本パターンを覚えないと応用はできないので。
設計するとき、「この建築のここがいい」「あの建築のここを採用しよう」といった具合に、部分的なアイデアをつなぎ合わせていませんか?
そうするとまとまりません(断言)。
私も最初は同じ失敗をしました。そこで気づいたのが、「建築設計の第一歩は必ずボリュームスタディを行う」ということ。
そこで今回は、この建築設計の第一歩:ボリュームスタディの方法をご紹介します。
ダイアグラムが分かりやすいことで有名なBIGアーキテクツ。作品が生成した過程ををダイアグラムで紹介しているのが特徴的ですよね。
実は、このダイアグラムを見ると、建築家の頭の中身を覗き見できるようで、自分の設計にとても役立つのです。
そこで今日は、BIG設計の「Paris PARC」の生成過程を一緒に見てみましょう。フランスのJussieu大学主催のコンペで優勝した作品です。
BIG公式サイトの説明を翻訳しました。では早速。
まずはレンダリングから↓

実は、このダイアグラムを見ると、建築家の頭の中身を覗き見できるようで、自分の設計にとても役立つのです。
そこで今日は、BIG設計の「Paris PARC」の生成過程を一緒に見てみましょう。フランスのJussieu大学主催のコンペで優勝した作品です。
BIG公式サイトの説明を翻訳しました。では早速。
まずはレンダリングから↓


机の前に座って、案が浮かばないまま2時間経っていた、、、、なんて経験はありません?
実は、立派な設計コンセプトがなくても、
敷地(日光、騒音、周辺建物との調和、高さ制限、セットバック、機能などの設計の制約)にロジカルに答えるだけで、いい建築はできるのです。
「どちらが優れている」というわけではありません。どちらも社会で必要とされている能力です。
今日は、建築設計のロジックについて。一步先に進むヒントになれば幸いです。
そういう方は、「今までの建築の理念を覆すようなコンセプトを考えよう」と力みすぎていませんか?
実は、立派な設計コンセプトがなくても、
敷地(日光、騒音、周辺建物との調和、高さ制限、セットバック、機能などの設計の制約)にロジカルに答えるだけで、いい建築はできるのです。
「どちらが優れている」というわけではありません。どちらも社会で必要とされている能力です。
今日は、建築設計のロジックについて。一步先に進むヒントになれば幸いです。