「建築学科やめたい」、、、建築学生の半分が考えたことがあることです(断言)
今日は、 在学中にそう思ったらどうすればいいのか?について。
建築学科を辞めたいと考えている学生に役立ててもらえばと思います。
一度他の学科を全力で勉強してみる
私は、アメリカの建築学科大学院に留学していたのですが、他の専攻から転科してきた方が結構いました。
アメリカでは、「何歳になっても自分のやりたいことを追い求めていい」と言う文化があるからです。
経済学部から来た人は、「数学がつまらないから」という理由で、IT系から来た人は、「ITには美しさがない」という理由で、生物学部からきた人は、「物作りをしたいから」と言う理由で転部してきました。
今は無料でも大学顔負けの授業がネットにありますし、大学の他の学科の授業に潜り込んでもいいので、転科しなくても適性が確認できます。
なので、建築学科が苦痛なら、一度辞めて、気になる学科を全力で勉強してみるのはどうですか?
勉強したことはその後の長い人生、何かの拍子に役立つ可能性が多いにあります。
しかし、覚えて欲しいのは、成功者1人の背後には、何十人もの「諦めた一般人」がいることです。
他の業界が眩しく見えるのは、その業界の有名人しか知らないからでしょう。今の時代、何をするにしても大変なのです。
やめたいのは、建築のせいではなく、大学のせいかもしれない
そもそも日本のほとんどの大学は、建築を教える体制が整っていません。
敷地に対する建築の設計方法は一人一人違うので、本来、個別指導が必須です。つまり、一人の教授が一学期に教えられる学生数は多くても15人まで。
しかし、それができる大学は日本にどれだけあるでしょう?
「成績がいい人にしか先生がコメントしない」という大学がほとんどではないでしょうか。
皆同じ学費を払っているのに、それはないですよね。
そもそも日本のほとんどの大学は、建築を教える体制が整っていません。
敷地に対する建築の設計方法は一人一人違うので、本来、個別指導が必須です。つまり、一人の教授が一学期に教えられる学生数は多くても15人まで。
しかし、それができる大学は日本にどれだけあるでしょう?
「成績がいい人にしか先生がコメントしない」という大学がほとんどではないでしょうか。
皆同じ学費を払っているのに、それはないですよね。
建築設計はある意味世界共通言語なので、留学しても馴染めやすいと思います。