建築設計におすすめの道具:模型製作から製図まで

 


建築設計に携わるみなさん!設計道具と過ごす時間の方が、家族とより長かったりしませんか?

なら、道具にはこだわりましょう。気分が上がりますし、他人の持ち物とごっちゃになる心配もありません。

今日は、私おすすめの建築設計道具を紹介します。製図、模型作りなど、全てカバーしていますので、設計環境を整えるのに役立ててください。

手描き編

1. 平行ローリング定規:ローラーが付いた定規。毛玉を取るコロコロのようにまっすぐ転がるので、階段や床の目地など、平行線が難なく描けます↓


2.トレペ/Morpholio Trace:平面図を最初に手描きでエスキスする建築家が多いですが、それならトレペは必須です。Morpholio Traceという、トレペを真似たアプリも人気です。


3.スケッチブック:日常で見つけた「いい形」をスケッチブックに描き止める練習をしておくと、大学3、4年で造形力に差が生じます。こちらの記事でおすすめのスケッチブックを紹介しています。

4.製図用シャーペン:普通のシャーペンよりペン先が揺れにくいです。こちらの記事で予算別でおすすめを紹介しています。

5.黒マーカー:一本用意しましょう。平面を手書きする時に、柱が一塗りで描けます↓


6.両端の太さが違うペン:太い方で壁を描き、細い方で階段や建具を描いたりします。一本なら無くしにくいです。

7.ドラフターまたは平行定規:部屋が狭いないなら平行定規でもかまいませんが、トラクターをオークションでを買うのがおすすめです。

8.勾配定規:好きな角度にできる定規。手描きでの製図を求めない学校は、なくても可。

9.Metaphysの消しゴムGUM:ガムのように薄い消しゴム。字消板がなくても、極薄の線が消せます。

10.ドラパスのカラー三角スケール:黄色、青などのカラーの三角スケール。友達と混同する可能性が低くなります。

11.カラーの図面ケース:黒の図面ケースって大砲みたいで怖いですよね。なら、白やピンクのを試してみては?


模型製作編

1.接着剤: 建築模型をきれいに作るには、素材ごとに正しい接着剤が選べないといけません。スチのり3Mの553Mの77、木工用ボンドは常に手元に置いています。

2.スコヤ:模型部材を直角に切るのに使う道具。建築で水平垂直は最上級に重要です。シンワのスコヤは長さがいろいろあり、短い方が持ち運びしやすいですが、長い方が使いやすいと思います。
指を守ってくれる定規。建築学生は、一度は指をカッターで切った苦い思い出があるはずです。そもそも、ペンのための定規をカッターで使うべきではありません。

4.つる首ピンセット
先が曲がったつる首ピンセットなら、細かい所まで届きます。

5.TRUSCOのトランク型工具箱:模型道具はツールボックスにまとめた方が。サイズと色が様々ですが、大きめのがおすすめです。

6.Miwaxのカッターマット: カッターマットは大きいので、部屋の景観にかなり影響します。なら、緑ではなく、白、黒のカッターマットにしましょう。黒の方が、汚れが目立ちにくく、模型材料が見やすいです。

7.模型撮影道具:デジタル一眼レフ三脚アームライトバンクライト、背景になる布が必要です。

8.日本クリノスの30度カッター:本体が薄いカッターは、長時間使うと手が痛くなります。日本クリノスのは手にフィットする逆三角形のボディーで、色もおしゃれ!
壁を作る時、切り口が45°のスチボを二枚合わせたりしますが、マットカッターはスチボを一発で45°の切り口にできます。


10.マスキングテープ: 粘着力が弱く、紙に貼ってもきれいにはがせるテープ。模型材料を仮止めしたり、図面をドラフターに止めたりするのに使います。18mm幅のを1つ手元に置いておけばいいでしょう。

11. 指サック:模型に指紋がつくのを防ぐ道具。アクリル模型に必須です。

 
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