
「建築の形が頭で思い浮かぶけど、モデリングができない」という経験はありませんか?
今はソフトをどの程度使いこなせるかで、設計力が決まる時代です。
そこで必須なのが、Rhinoceros(ライノセラス)。複雑なモデリングが簡単にできるうえ、価格も手ごろ。さらに注目すべきは、ライノセラスに搭載できる「プラグイン」と「AI拡張機能」。
今回は、建築設計におすすめのRhinoceros用プラグイン&AIアドオンを厳選してご紹介します。
Grasshopper(グラスホッパー)
ライノセラスでのパラメトリックデザインを視覚的に行える代表的なプラグイン。
C++などのプログラミングの知識なしで、誰でも幾何やパターンを設計できるようになりました(ノードベースと呼ぶ)
VisualARQ
RhinoをBIM化できるプラグイン。
梁・壁・柱・スラブなどの部品にパラメータを持たせ、設計変更に対応可能。図面化や部材リスト作成、断面・立面生成などBIM的な設計支援が可能です。

Chingree
ボリュームから自動で建築形状を生成できるプラグイン。初期の形状検討にぴったり。

PanelingTools
自由曲面に対して、パネル分割やパターンを適用できるプラグイン。
建築表皮のデザインやモジュール化の検討に適しています。

Ladybug
日照、放射、風環境などを解析できる環境シミュレーションプラグイン。
パッシブ設計の検討や、環境性能の可視化に効果を発揮します。
V-Ray for Rhino
リアルな建築ビジュアライゼーションが可能なレンダリングプラグイン。
光やマテリアルの設定が簡単で、スピーディなプレゼン資料づくりにも向いています。
Lands Design
ランドスケープ設計や都市空間のモデリングに最適なプラグイン。
樹木・芝・地形などの要素を含み、植物の成長シミュレーションや季節変更も可能です。
LunchBox
パターン生成、データ構造の管理、AI的反復生成に対応。
Monoceros
モジュール建築を作るのにぴったり。ヴォクセルベースの建築設計において最適な配置パターンをAIが提案します。
https://www.youtube.com/watch?v=AxH9j24bZ4E
Conveyor
RhinoとRevitの連携がスムーズになるプラグイン。
いかがでしたか?
これらのプラグインやアドオンは、food4Rhino でダウンロードできます。