建築や都市計画のプレゼンも、動画の時代に入りました。
動画ソフトといえば、ルミオンが人気ですが、値段が高いうえ、高性能なパソコンが必要です。
「お金をかけずに建築の動画プレゼンに挑戦したい」なら、今日紹介する、Twinmotion(ツインモーション)を試してみては?
Twinmotionとは何で、メリット&デメリットはなにかをまとめてみました。
Twinmotionとは
Twinmotionとは、「動画作成ソフト」です。
Rhino、Revit、スケッチアップ、ArchiCADなどで作ったデジタル模型があれば、レンダリングをしてくれるうえ、動画や360°VRを簡単に作成できます。
しかも、「リアルタイム・レンダリングソフト」といって、レンダリングの結果をリアルタイムで見ながら、光加減や建材の質感を調節できるのです!
動画で見た方が早いですね:
通常のレンダリングソフトより操作が簡単なので、建築設計者でも1、2時間である程度使えるようになるでしょう。
Twinmotionで作成された動画を見てみましょう:
Twinmotionのメリット
最大のメリットは:無料版があること。
「商用不可」ですが、その他は大差がありません。
また、ゲーム用ソフトであるため、3D添景も豊富に予め用意されています。
Twinmotionのデメリット
事例から分かるように、Twinmotionでの建築プレゼンは、ちょっとウソっぽい(汗)。
下手したら、「ザ・シムズ」の一画面と見間違えそうです。建築課題で使ったら、軽蔑されるかもしれません(笑)
Twinmotion vs Lumion
TwinmotionはLumionとよく比較されますが、Lumionの方が、建築界では人気です。
Twinmotionは、ゲーム会社に買収されたため、建築プロの間では、建築専門のLumionの方が人気になる可能性が高いです。
しかし、ルミオンは高いうえ、高性能なパソコンが必要です。一方、Twinmotionは無料なうえ、Macにも対応しています。
「Lumionを購入する余裕がない、でも動画作成、最新のレンダリングソフトを体験したい」方は、Twinmotionから挑戦してもいいと思います。