有名建築家でも失敗することがあります。新建築などの建築雑誌では紹介されませんが。
今日は、その瞬間を記録した、衝撃写真をお見せします。あくまでエンターテイメントとしてお楽しみください。
建築は芽が出るまで時間がかかりますので、こういう笑いがエネルギーになったりするのです。
1、 ファンズワース邸
まずは、ミース設計の美しいファンズワース邸。ファンズワース氏のための住宅です。私も大学で最初に勉強した建築の一つです。
まずは、雑誌に載る、静かにたたずむ姿をご覧ください!
秋も美しい↓
黒川紀章氏による集合住宅。
建築史的にも重要な意義がある作品です。
建築史的にも重要な意義がある作品です。
時代は、高度経済成長期。新しい住宅が必要だと考えた氏は、目まぐるしい変化に対応できるよう、取り外しができるモジュールからなる住宅をを設計しました。
しかし、特殊な構造のため、やはりメンテナンスが難しく、老朽化、雨漏りが進み、カビの温床に。
こうなると、もうホラーですね。
3、ヴォルト・ディズニーコンサートホール
スプーンのように内側に凹んだ形は、大体周囲に「光害」をもたらします。
例えば、ゲーリーのウォルトディズニーコンサートホール。
車で前を通る運転手や、近くのマンションの住民から、「まぶしい」と苦情が殺到したため、2005年に9万ドルかけて改修したそうです。
いかがでしたか? ちょっとびっくりした事例もあるのでは?
ただし、決して「浸水、雨漏り、結露はあってもいいんだ」と思わないでくださいね。
これらの建築家は、欠点を忘れさせてくれる何かがあるからであって、ほとんどの建築家はやはり堅実に設計しています。