有機的な曲面を持つ建築模型は、どのような素材で、どのように作ればいいのでしょうか? 今日は、学校の課題で、「 曲面がある建築模型を作る方法 」をいくつか紹介します。安価で加工しやすい素材ばかりです。

曲面がある建築模型の作り方7選

 

有機的な曲面を持つ建築模型は、どのような素材で、どのように作ればいいのでしょうか?

今日は、学校の課題で、「曲面がある建築模型を作る方法」をいくつか紹介します。安価で加工しやすい素材ばかりです。

一番おすすめは、3Dプリンター

おすすめは、やはり3Dプリンター。一番正確に、設計した通りの曲面を作れるのが、この方法です。

これからの時代、必須スキルになるのではないでしょうか。

ライノセラスやスケッチアップのデジタル模型があれば、石膏、プラスチック、ABSなど、いろいろな材料で3Dプリンターが勝手に作ってくれます。

3Dプリンターは、通販で3〜5万円で買えますし、デジタル模型をメールで送れば、作って送ってくれる会社もあります。(ただ、10日以上かかるので、課題よりはポートフォリオ向け)

大学にもあるかもしれませんし、公共図書館でも随分見かけるようになりました。



石膏テープ

石膏テープとは、ギプスに使うあれ。

粘土で概形を作ってから、プラスターテープを巻いて、表面を水で整えます。

乾いたら、中を紙粘土をくり抜いて、やすりで表面を滑らかにしてもいいでしょう。

乾燥してから変形しないように、テープは何重にも巻きます。



薄い材料を積層させる

薄いシートを何層も重ねます。地形を作るのと同じ方法ですね。

デジタル模型をパソコン内で分割して、レーザーカッターで切って張り合わせます。

ただ、十分に薄い素材を使わないと精度が低くなります。


ストッキングとワイヤー

ワイヤーで骨格をしっかり作ってから、ストッキングを引っ張るようにして、固定します。

端をピンで止めると固定しやすいでしょう。

プラスチックシート+ヒートガン



薄いPVCなどのプラスチックにヒートガンで熱風を当てて曲げます。

ただし、何か硬い型がないと、正確な形はできません。

紙を折る

紙を折って曲面にする方法です。こちらに載っていました。

まず、中厚口の紙を用意して、シャーペンで折りたい線を描き入れます。

次に、釘、カッター、コンパスの先、安全ピンなど、先の尖ったもので、折り線に傷をつけます。後は、その線に沿って少しずつ折っていけばOK。

後の方の線は、折るのが大変かもしれませんが、その時は、1回紙を平らにして、難しい線を折ってから、元に戻します。

スタイロフォームを削る

スタイロからほしい形を削り出す方法。彫刻に似ています。

薄いスタイロを接着剤で貼り合わせてから、カッターやヒートカッターで削っていきます。


手先が器用な人向きの方法で、私にはかなり難しいです。
 
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