建築学科の建築模型作りでよく使う素材を実例で見てみよう!

 
建築模型でよく使う材料をまとめてみました。
かっこいい建築模型を作るコツは、模型の素材を2種類以内にまとめること。

スチレンボード


建築模型で最もよく使われる素材。

柔らかいフォームに紙が貼られているため、表面がなめらかなうえ、カッターでも切りやすいです。


ライトアップさせてもかっこいいです。


ボード紙


グレイボード(灰色)で地形をよく作ります。ちょっと表面がザラザラしているので、土っぽく見えてGoodです。

ただ、薄いので、かなり重ねないといけません。


木材

森林に建つ建築は、木材で作ると雰囲気が出ます。バルサが安く柔らかいので、最もよく使われますが、折れやすく、表面もあまり滑らかではありません。

そのため、予算がある場合は、シナノキが好まれます。手触りがよいので、仕上がりがきれいです。

インテリアも温かみが出ていい感じ。


ミュージアムボード 

スチボより硬いが、高級感がある素材。一番良く使うのが、黒のミュージアムボード。切り口も黒いので、処理なしでも真っ黒い模型が作れます。

でも、30分切っていると手が麻痺してくるので、面積が小さい建築を作るのにおすすめ。


スタイロフォーム

敷地模型やボリュームスタディーでよく使う素材。模型の土台作りにも使います。ジェッソを塗らないといけないので、案外時間がかかります。


アクリル


非常に美しい模型が作れますが、レーザーカッターがないと切れません。また、材料の価格が恐ろしく高いです。

コルク

地形作りにおすすめの素材。厚さも1mm、3mm、5mmなどさまざま。

模型作りにおすすめの教材

サクッとわかる建築模型のつくり方:カッターの使い方、材料の選び方などの基本を勉強するのにおすすめです。
 
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