
今日は学校の課題として、建築模型の作り方をまとめました。
作るコツから材料選び、撮影方法まで解説しますので、この記事を読めば模型制作に必要な知識が一通り身につきます。
1. 模型の種類に応じた作り方を選ぶ
まずは模型を作る目的を明確にしましょう。以下の3タイプがあります。
コンセプト模型
- 設計初期に作成し、寸法よりも「空間の質」を視覚化します。
- シンプルな形や素材でアイデアを伝えましょう。
- 参考:コンセプト模型の作り方
スタディ模型
- 形状検討のために素早く作る模型で、複数案を試しながら建築をブラッシュアップする工程です。
- 切りやすい素材と自分に合った制作手法を、できるだけ早く見つけることが重要です。
- カッターナイフで加工しやすい素材が適しています。
- 参考:スタディ模型の作り方
プレゼン模型
- 最終提出用の美しい模型で、複数の素材を組み合わせて仕上げの美しさを追求します。
- 雑誌などに掲載されるクオリティのものはこちらに当たります。
- 実務では、プレゼン模型を専門業者に依頼し、建築家自身はスタディ模型に集中するケースも多いので、スタディ模型のレパートリーを充実させることをおすすめします。
3. 建築模型の撮影方法
作った模型はきれいに撮影し、画像加工することでプレゼンテーション効果が高まります。
4. 模型風レンダリングをマスターする
物理的な模型制作に時間がかけられない場合には、CGレンダリングで模型風の表現をする手法が便利です。